º1 | 一掬招萬福(いっきくしょうまんぷく) |
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想 | 信州安曇野の小さな蔵、福源が酒造りの思想として掲げる”一掬招萬福”。”一掬”とは”ひとすくい”のこと。蕎麦猪口一杯程の一掬でご満足いただけるよう、日本酒としては珍しい、五味のバランスを保った重厚な余韻が特徴のお酒を醸しています。 |
º2 | 創業1758年伝統と進化 |
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歴 | 第九代将軍 徳川家重の時代より営む蔵元。多きに流されることなく自分たちが信じるものを大切に守り続けてまいりました。しかしただ伝統を守るだけではなく、微発泡酒やシードルにも挑戦するなど、時代に合わせて進化を続けています。 |
º3 | 受賞多数純米酒に自信あり |
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賞 | その確かな醸造技術は多くの方から評価いだたいています(受賞歴)。これまでの酒類品評会にて数多くの賞に輝いています。近年では力を入れている純米吟醸酒が関東信越国税局酒類品評会にて「優秀賞」を、長野県清酒品評会にて二年連続「県知事賞」を受賞しました。 |
º4 | 海外でも高い評価 |
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外 | 小さな蔵ではありますが海外、特にアジア・欧州で活動しています。フランスで開催されたSalon du Sakeでは日本の銘酒「獺祭」と並び称されました。また世界の銘ソムリエが審査する海外の国際的酒類コンテストでもSAKE部門で入賞を果たしました。 |
º5 | 三階建ての土蔵 |
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蔵 | 全国的にも珍しい三階構造の土蔵でお酒を造っています。土蔵の中は温度変化が緩やかで、極寒の安曇野でも蔵の中は氷点下を下回ることはありません。また広々とした三階部分の枯らし場はとても乾燥しているため、麹を乾燥させるのに好適です。 |
º6 | 中硬度の仕込み水 |
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水 | 島国の日本では軟水が一般的です。軟水で仕込んだお酒は軽やかな味に仕上がります。しかし福源は北アルプスの水脈からくみ上げた中硬水で仕込みます。硬水で仕込んだお酒はしまりのある骨太の味に仕上がります。この水こそが福源の味の原点になります。 |
º7 | 天然素材へのこだわり |
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材 | 力を入れている純米酒の原料は水・米・麹です。水には北アルプスの伏流水を、米には自社田で栽培した酒米を使用しています。麹でそれらの旨味を最大限に引き出す杜氏の技により、安全で美味しいお酒を造っています。 |
º8 | 厳冬にじっくり仕込む寒造り |
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寒 | 年間を通して造り酒屋に勤務している蔵人が多い中、厳寒の冬にのみ酒造りを行います。江戸時代より受け継ぐ小谷杜氏の伝統的手法を用いて醸されるお酒は、じっくり醸されることで芳醇な香りを放ちます。 |
º9 | 米を知り尽くした職人による手造り |
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職 | 蔵人は蔵入りする冬以外は農業に従事しています。つまり時々の気候で左右される米の品質を見極め、最適な条件で醸します。丹精込めて育てた米を一粒一粒大切に、手造りで丁寧に仕込みます。その様子は杜氏's VOICES&EYESで知ることができます。 |
º10 | 新酒は売らない寝かしてから出す |
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熟 | 新酒は縁起物ではありますが、搾りたての味は五味のバランスが取れていないため、新酒としてはあえて販売いたしません。長いもので2年〜5年冷蔵環境で熟成し、バランスを整えた上で出荷します。最高の美味しさを愉しんでいただきたいという素直な思いがここにあります。 |
º11 | 料理や気分に合わせて少しずつ |
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愉 | 福源のお酒は重厚な味のため、蕎麦猪口一杯程度で十分にご満足いただけます。和食以外の料理にも合うことから、味の異なる銘柄を複数ストックしておけば、料理や気分に合わせて最適な組み合わせを愉しむことができます。 |
º12 | 蕎麦猪口一杯300円 |
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得 | 蕎麦猪口一杯(約120ml)で愉しめる福源のお酒はとてもリーズナブル。中価格帯の純米吟醸酒では300円程度。開封後冷蔵保管しておけばすぐ劣化することもありません。ハレの日に、頑張った自分へのご褒美として一本ストックしておくのも、悪くないかもしれません。 |